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子牛の寒さ対策 対馬地区家畜診療所 獣医師 安重由美子

2025.12.24

診療所情報

寒い季節が到来しました。子牛にとっては厳しい季節です。牛は寒さに強い動物という認識がありますが、その考えは子牛にはあてはまりません。先日も41.5度の肺炎の子牛を治療しましたが、冬は呼吸器疾患が多発する季節です。ひとたび呼吸器疾患に罹患すると、治療が奏功しなければ、発育にも影響が出てきます。その前に寒さ対策を万全にしましょう。
① 寒いからといって牛舎を完全に閉め切ってしまうのはNG!換気が不十分だと糞尿から発生するアンモニアが喉や気管粘膜を刺激し、呼吸器疾患に感染しやすくなります。換気ができるように、子牛に直接風が当たる部分をコンパネなどで覆いましょう。

② 敷料が濡れていると子牛の体温を奪います。人間と同じとまではいきませんが、子牛が布団で寝られるように綺麗で乾燥した敷料を敷きましょう。床全体を入れ替えられない場合でも、子牛が休息できる場所を一部分でも良いので作ってください。

③ 暖房器具やカーフジャケット、ネックウォーマーなどを活用し、保温を行いましょう。
これらの対策はほんの一部ですが、再度自分の牛舎の点検をよろしくお願いします。

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