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お知らせ

牛を健康に育てましょう 五島地区家畜診療所 獣医師 野田 靖浩

2022.04.01

技術情報

今回は牛舎清掃についての話です。
生後すぐに下痢をする子牛が多いと思いますが、一番安価に効果が期待できる方法が清掃と消毒だと思います。子牛が生後すぐに下痢にかかるのは、一説によれば分娩舎内の母牛が分娩時に舎内を旋回し座ったり立ったりを繰り返すことで、乳頭部分に周囲の雑菌やウイルス、ふん便などからの細菌が付着して、初乳を飲むことにより感染し下痢を引き起こすともいわれています。乳頭部分の消毒は、残ると子牛の口に入ってしまうため行いませんので、分娩舎内の清掃と移動時の消毒が有効です。すでに実施している方がほとんどだと思いますが、意味と効果を確認しながら丁寧に行うようにしてください。もちろん下痢の原因はさまざまですので、担当の獣医師か家畜保健所に相談していただけると、消毒が必要なケースであれば連携しながらスムーズに行えると思います。
皆さんこれからもコロナウイルスに負けずに頑張りましょう。

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